鳩やカラスなどの鳥害を我々と一緒に解決していきましょう – 鳥害対策のアンテック

人間から見た鳩

人から

鳩

ハトを最近よく街中で見かけるようになりました。
駅や、市街地で姿を見かけます。昔は、林・森に住んでいたハトと共存していた私たちですが、現代では私たち人間の住処との共生をはかっていかなければならないこととなりました。

生息地

駅舎、街路樹、マンションのベランダ、公園等様々なところを住処としています。主に雨水のかからない所に巣を作りますが、人間の住居と近いところや、人間の生活場所にも範囲を広げているようです。
マンションや、駅舎などでは、ハトのフン被害が上げられています。ハトは食欲が旺盛であるために排泄物の量も多いです。排泄物は、洗浄が困難で長時間放置すると金属の腐食にまで至る場合があります。
また、ハトが群生する時、場所、繁殖期のハトの鳴き声や羽音による騒音被害も人間にとってはストレスとなります。

本来は、大豆、米、とうもろこし、雑草の種子等を好んで摂食します。種子や、植物の若い芽を好んで食べますので、農業に携わって折られる方は、食害に対するストレスを感じておられます。1999年の調査によると鳥による食害の被害面積は、9600ヘクタール、被害量は7600トン、被害金額は7億3000万円と報告されています。
ハト害が大きな問題になるのは豆類、特に大豆です。ハトは、出芽前の種子か出芽後の子葉を食べます。出芽後には子葉をちぎり取ろうとして引き抜いてしまうこともあります。出芽前に種子を食べられたり、根がついた状態で引き抜かれたり、または生長点が食べられてしまうと欠株になり、商品価値が無くなってしまいます。

身体的影響

ハトで一番怖いのはこの問題です。

ハトは、様々な病気を媒介してしまう可能性が高い鳥なのです。アメリカの報告によれば、ハトが媒介する主な疫病としてクリプトコックス症、ピジョンオニーソージス、脳炎、ニューカッスル病、ヒストプラズマ症、サルモネラ食中毒、トキソプラズマ症等が上げられています。

特に、クリプトコックス症は問題とされています。ハトの糞中から定常的かつ効率に分離される Cryptococcus neoformans という完全菌類に属する真菌によって発症する病気です。感染経路は、土壌中に分布する本菌がハトの糞中で特異的に増殖し、糞の乾燥によって空気中に飛散し、これを吸収すると肺に侵入して初期感染巣を作り、後全身におよび、ここまで来ると殆どの患者が死に至ります。

ハトに対してのストレスを感じるということは、つまり人間側から見た視点でしかないのです。人間の自然破壊により、ハトは行き場を失いました。そして、人間と身近な場所に生活を確保したハトは繁殖期には人間を威嚇したりします。病気を媒介してしまうハトが現在問題とされていますが、昔もハトはこの病気を媒介する存在であったはずです。しかし、人間と距離が近くなったために菌の広がりが人間にも拡大するようになってしまったのです。ハトを傷つけることなく、人間が感じるストレスをどう対処していくのか・・・。これが人間にとって、また我社にとって大きな問題を課されています。

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